株式会社リバープラネット(立志塾)

松本市の立志塾は、中学・高校・浪人生を対象とした1コマ50分、完全1対1個別指導の学習塾です。生徒たちが自主的に学びたくなるような空間作りを目指し、平日は10時から23時まで自習室を開放。自習・自学のサポートをする環境が整っています。「知っている事を偉そうに教える。それだけなら、塾なんて、詐欺だ。」をキャッチフレーズに掲げ、成績向上はもちろんのこと、生徒との関係性を大切にしている立志塾の取り組みや私教育の今後について、代表の綱野さんにお話を伺いました。

DSC_0074-2-768x509 立志塾(株式会社リバープラネット)
代表
綱野合亜人さん


ー立志塾の特徴を教えて下さい。

綱野さん 主に3つありますね。1つ目は生徒の主体性を重んじる指導方針です。親にとっては良くある「一緒に泣いて、一緒に歩んでくれるような生徒に付きっきりの塾」が安心かも知れませんが、生徒にとってそれがいいと思わないんですよね。それより僕ら生徒と少し距離を置いて自分自身で目標を決めて自分で方法を考えて、それで成功体験を得ることが社会の様々な事にとって大切なんじゃないかなと思っています。合格実績としては過去4年間で旧帝大や早慶上智ICUなどがありますが、ホームページを見ていただいても「お知らせ」の中にぽそっと掲載している程度。なぜかって、本来合格実績って生徒が頑張った結果であって、僕らがすごいから合格したわけではないんですよね。新聞広告に顔と名前出して「塾のおかげで合格できました」なんて書かせたってしょうがないじゃないですか。もちろん生徒も僕らも合格したら嬉しいですし、不合格なら悲しいです。しかし、ちょっと離れた位置に立って「だってこれって君たちの人生だよね?」とちょっと突き放して、考えさせてみる。それが、自主性を育てることに繋がる。おかげさまで立志塾に通いたいと言って下さる方が増加し、一旦入塾を停止している状況なんです。

2つ目は浪人コースを持っていることです。完全1対1の個別指導で浪人生を受け入れている塾って長野県内になかなかないんですよね。そもそも、中高生の通う塾って集団塾や一対三、一対二、完全個別って様々な選択肢があるじゃないですか。それが浪人になった瞬間に予備校に行くか、宅浪するかの二択。選択肢が少ないですよね。高校を卒業した以上、浪人生は私教育に頼らざるを得ない状況です。その公教育ではどうしようもできない部分の幅を少しでも広げることが塾業界のやるべきことであって、選択肢の提示ができないことは業界全体の怠慢だと思っています。ですから、大手の予備校が提示しきれない選択肢を提示したいと考えています。

それに、塾業界って夕方から夜にかけて動きますよね。それって、女性が働きにくい職場でもあるんですよ。一方、浪人生を受け持つ時間帯は昼が中心ですので、女性社員が結婚・出産後も働きやすい環境だと思いますね。
女性の社会進出を考えるならば、企業側が知恵を絞れば歩み寄れることは多々あるはずです。
うちにとっては「浪人コース」がその一つでしたね。

3つ目は、長野県中信地区では唯一の、(一社)日本青少年育成協会の教育コーチング認定校だということです。
教科の教え方は講師陣で共有しやすくても、どうしても生徒指導に関しては、経験値や精神論が強くなってしまう。それを減らしていくために、コーチングの技術を取り入れています。

ーこれからの教育業界について

綱野さん 今後少子化が進んでも、塾業界の規模は縮小はしないと予測しています。というのも、親御さんの大卒率があがったことによって、子どもを大学へ進学させようという風潮がでてきているから。今の大学生の親御さんが学生の時はちょうどバブル期くらい。大学の進学率が増加し始め、これからどんどんあがっていくというのがちょうどこの頃でした。
また、中学二年生の通塾率が50.9%、中学三年生の通塾率が65.2%というデータがあります。実は塾業界において中学生の市場は飽和状態になっているんですよね。中学生の通塾率が高い理由は、高校に行くことが当たり前になったから。これから大学への進学が当たり前という風潮がより高まってきたら、高校生の通塾率は現在およそ20%と言われていますが、今後上がっていくでしょうね。
しかし、現在大手塾チェーンが注目しているのは小学生の通塾です。理由は2つあります。まず、指導が容易であること。小学生ということもあり高いレベルが要求されることなく、指導しやすいのです。そしてもうひとつは長期スパンでひとりのお客さんを持てるということ。小学校から塾に通い始めれば、そのまま中学高校も通い続けてもらえますからね。
競合他社が小学生に目を向けている中、僕たちは高校生に目を向けていきたいと思っています。というより、今現在立志塾の生徒の三分の二が高校生なんですよね。2020年、大学入試制度改革を迎えるにあたってセンター試験が廃止され、高校生が在学時に基礎学力テストを受けることになります。そうなると高1、高2で遊んでいるときつい状況になるんです。ある程度の学力までもっていけるような指導クオリティを担保できる状態を保ち続けたいですね。

ー今後の展望

綱野さん 近くにもう一か所教室をだそうかと思っています。あとは、直接受験に関係ありませんが、オモシロイ大人、カッコイイ大人に会わせたいなって思っています。立志塾の先生もオモシロイ先生は多いのですが、僕らって真面目に社会人やってるからそこまでオモシロくないんです。もっと刺激のあるぶっ飛んだ大人に会わせたいですね。笑
というのも、なぜならオモシロイ大人と出会うことで、生徒たちに「大人になるってかっこいい!」って思ってもらいたいんですよね。それが生きていく活力になる気がしています。学校に講演などで呼んでいただいて、「周りにカッコイイ大人がいる人は手を挙げて」って質問してもほとんど手が上がらないんですよね。それって凄く悔しいことだと思っているので、カッコイイ大人に会う機会を作っていきたいですね。
あと僕はよく成人した塾の生徒たちを、友達と一緒に行かないような良いバーに連れて行くんです。大人ってかっこいいって思わせたいから(笑)。

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