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Iターンとドングリ

|文・写真・取材:地元カンパニー / 長野県出身

Iターン組の太田です。

出身は愛知県豊田市。コンクリートジャングル、とまではいかずとも、やはり工場や住宅地、商業施設が多い場所です。長野に来たばかりの頃はどこを向いても山々が見え、コンビニに行くついでに近所を散歩していると森に迷い込みそうになる環境が新鮮でした。

が、いくら緑豊かだとはいえ、季節折々様々な風景が楽しめるとはいえ、そんな景色も日常となれば次第に慣れてきます。

 

長野移住4年目の現在では、「自然最高!」というより、自然と人間の暮らしって、今この時代でも結構繋がっているもんだな、とぼんやり思うことがあります。

 

例えば、長野県の新聞では、秋になるとその年のドングリの実のなり具合が記事として発表されます。ドングリの実があまりならなかった年は、「冬眠前の野生グマが人里に出没する確率が増えるので気をつけましょう」という注意が書かれている。木の実がどれくらいなっているかなんて気にしたことがなかったので、これを初めて読んだ時は、結構新鮮な驚きがありました。

野生グマにとって冬を越せるかどうかがかかっている重要な食料として見ると、それまで拾って遊んでいただけのドングリもちょっと違うものに見えてきます。そして人間の生活は、自然や天候の影響を受けたり、時には影響を与えたりしているということを、Iターンして改めて理解しました。

当たり前といえば当たり前すぎることですが、これに気づけたことは、Iターンしてよかったことの一つだと思ってます。

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