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高校生主催! 長野県 高校生プレゼンテーション大会

|文・写真・取材:地元カンパニー / 長野県出身

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諏訪市文化センターで行われた「長野県 高校生プレゼンテーション大会」。諏訪地域を中心に、17組の高校生プレゼンターが参加しました。それぞれが高校生活の中で行っている活動や、長野県活性化のためのアイデアなどを発表。個性豊かなプレゼンが繰り広げられました。
今回は、長野県の未来を真剣に考える高校生たちの姿をお伝えします。

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このイベントの主催は高校生。
企画・運営・登壇などすべてが高校生の手によってつくりあげられています。

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イベントの発起人は諏訪清陵高校3年の小平壯河くん。
増田寛也氏の著書「地方消滅」を読み、長野県の多くの自治体が2040年までに消滅する可能性があること、若年層の都市部への流出により地方の衰退が加速していることに強い衝撃を受けたと言います。
そしてこれらの事実を知り、若い人材が長野県の衰退を食い止めなければならないという使命を感じ、同じような問題意識をもった高校生同士で意見をぶつけ合うプレゼンテーション大会をしようと計画をはじめたそうです。

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発案の4月から、たった2ヶ月半で開催にこぎ着けたプレゼン大会。
参加チーム17組、長野県教育長の伊藤氏や諏訪市長の金子氏、綿半ホールディングスの野原社長などのゲストにも自ら声をかけたというから驚きです。
そして彼の想いに共鳴した多くの高校生たちも、スタッフとしてさまざまに活躍をしていました。

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プレゼン大会の冒頭では、阿部県知事からのビデオレター、「地方消滅」の増田氏からのメッセージを紹介。

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いよいよ、高校生プレゼンテーション大会がはじまります。

1.「聖地巡礼による地域活性化」トマト
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2.「役割分担をしよう!」高校生団体 youthship
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3.「So goodな地域へ!(岡谷東高校から元気を発信)」Team東
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4.「競技ロボット技術を活用した電動車椅子の提案」電気部
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5.「ちぇんじすわみーてぃんぐについて」ちぇんじすわみーてぃんぐ
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6.「諏訪圏ビジネス自由トレード制度の提案〜働き甲斐を求め、仕事を自由に交換できる制度を諏訪圏につくる」諏実高校生ファイナンシャルプランナーズ
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7.「これからの地域創生のかたち」上原雅志
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8.「地域創生のために」清陵チーム
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9.「高校生が主体の楽しい町づくりを目指す“sturdy egg”の今までとこれから。」sturdy egg
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10.「高齢者の消費を促し地域活性化」ジャンダルム
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11.「茅野市を中高生の声でより住みやすいまちへ」茅野市ぼくらの未来プロジェクト
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12.「地域活性を目指した活動〜商業高校生の取り組みを通して〜」チーム諏実
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13.「大河ドラマ真田丸と上田〜私たちができることを考えてみた」SGH長野 上田担当チーム
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14.「めざせ!ふるさと創生イノベーションスクール〜飯山地域の希望を拓くために学ぼう!」飯山をどうにか志隊
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15.「高校生が大人と一緒に騒ぐ社会」ゆるっと赤シャツワークショップ
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16.「ジオパークと地元愛」チームG.O
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17.「地域活性化プロジェクト〜ゆるキャラで地域を笑顔に〜」富士活娘
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プレゼンテーションのあとは塩尻市役所山田さんの講演。
「私は、みなさんのひとつひとつのプレゼンテーションを“行動宣言”として受け取りました。
スクールオブデザインという本に“見たい時にみる、やりたいときにやる。できるようになってからでは、すでに遅い。”という一説があります。まずは小さくはじめてみましょう。応援しています!」

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講演会のあとは、審査総評と結果発表。
最優秀賞と優秀賞の発表です。
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まずは、優秀賞。
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ちぇんじすわみーてぃんぐ!
高校生の居場所づくりとして、昔塾だった場所を「CK place ↑すわ(あげすわ)」として6月1日にオープンさせた団体です。「この活動を通して、大人にちゃんと伝えることが大事だと実感しました。高校生活は3年しかないので、謳歌したいし、みんなにも謳歌してほしいです。きっと自分が青春を謳歌した街は自分が大人になって暮らしたい街になると思うし、自分のこどもを育てたい街になるんだと思います。」

そして、最優秀賞は…。
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電気部!!
岡谷工業高校電気部の3人は、競技用ロボットで長野県大会2連覇。自分たちの学んだ技術を人のために使いたいと、横移動が可能な電動車椅子の開発を行いました。さらに製品化・発売を目指して、諏訪圏のものづくり会社との恊働に挑戦していくそうです。「諏訪圏には多くのものづくり企業がありますが、製品を自社開発している企業はあまり多くありません。高校生の僕たちのアイデアが商品化され、同じような取り組みが増えれば、開発をしたい若者が地元企業へ就職をして、流出が防げるかもしれません。」

賞を受賞したのは2組でしたが、17組すべてのプレゼンテーションが気づきとアイデアに溢れた素晴らしいものでした。「私たちが日本を衰退から救う」という小平くんの熱い想いを、参加したすべての高校生から感じ取ることができました。

そして「長野県 高校生プレゼンテーション大会」はこれで終わりではありません。
地域のことをもっと好きになるプレゼン大会を、意味のある会にするために「第2回 長野県 高校生プレゼンテーション大会」への引き継ぎも行われました。

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第1回目代表の小平くん(右)と、新代表の竹下くん(左)



最後は全員で記念撮影。
長野県の新しい時代が始まる1日となりました。

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