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母校で先輩経営者と語る座談会 〜長野県野沢北高校①

|文・写真・取材:地元カンパニー / 長野県出身

母校で先輩経営者と語る座談会 〜野沢北高校篇

開催日:2014 年10 月26 日(日) 10:00 ~ 12:00
会場:長野県野沢北高校・同窓会館
参加者:相馬商事 代表取締役社長 相馬栄治郎様
大学生  高校生 社会人 ※すべて野沢北高校卒業生・在学生
主催:信濃毎日新聞社・一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター・一般社団法人信州若者1000 人会議
※母校で先輩経営者と語る座談会は、全国中小企業団体中央会補助事業「平成26 年度地域中小企業の人材確保・定着支援事業」の補助を受けて開催しています。

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相馬 栄治郎

1952 年生まれ。「相馬商事株式会社」代表取締役社長。野沢北高校卒業。立教大学経済学部卒業後、横浜ゴム株式会社に入社。東京勤務を経て、結婚を機に相馬商事株式会社に入社するも長野市に配属、40 代半ばで佐久市へ戻る。2000 年、同社の社長に就任。石油ビジネスを中心にアグリ営業部、建材営業部、ライフ営業部などエリアを絞って多角的に事業を展開している。佐久商工会議所副会頭・長野県経営者協会理事・佐久職業安定協会会長・日本商工会議所経済法規専門委員会委員。

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山中琢磨

所属/フリーランスエンジニア 出身大学/東京農工大学大学院

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土屋大輔

所属/慶応義塾大学 学年/ 4 年

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古川安奈

所属/新興マタイ株式会社 出身大学/成蹊大学

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中野瞳

所属/(一社)信州若者1000 人会議 出身大学/中央大学

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高橋朋之

所属/野沢北高校 学年/ 2 年 役職/生徒会議長

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山浦大悟

所属/野沢北高校 学年/ 2 年 役職/生徒会長

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創業112 年。時代と地域の変化を見極め、
ビジネスを展開するローカル企業。

相馬じゃあ、まずは若い順に自己紹介をしましょうか。

山浦野沢北高校2 年、17 歳の山浦です。生徒会長をやっています。よろしくお願いします。

高橋野沢北高校2 年、まだ16 歳です。高橋朋之と言います。班活は音楽班で合唱もやっています。生徒会では議長をしています、よろしくお願いします。

土屋慶応義塾大学の文学部4年の土屋大輔です。来年度は大学院に進学します。高校時代は生徒会長でした。

古川古川安奈と申します。社会人です。都内の大学を卒業して、現在は新興マタイ株式会社という会社で働いています。

中野中野瞳です。社会人1 年目で一般社団法人信州若者1000 人会議で働いています。よろしくお願いします。

山中山中と申します。フリーランスのエンジニアをやっています。よろしくお願いします。

相馬相馬と申します。相馬商事というローカル企業の経営者をしています。
当社は薬屋として、1902(明治35)年に野沢で創業しました。私で3 代目になります。11 月に創業したので、来月には112 周年を迎えます。この間に商売の主体はすごく変化しているんですね。近代的な西洋学の薬局を兄弟で開いたことが当社の始まりですが、その商いは兄弟が生きていくためにはじまりました。

そのうち薬屋も1店舗じゃ間に合わなくなって、卸業に転換しました。卸が拡大していくと、全国に広がる1 兆円企業が台頭して、地方の10 億円、20 億円の会社は廃業してしまうんですよね。
薬屋としての歴史の中にもいろいろな変化があります。今では農薬や農業資材、農薬コンサルを扱うアグリ営業部というものを立ち上げました。さらにドラッグストア・調剤やフィットネスクラブの経営・保険の取り扱いなどをしているライフ営業部、建材の販売を行っている建材営業部もあります。

石油事業も、薬局が元々ランプ用の灯油も扱っていたのですが、大正時代にはこの辺りにもバスが通ることになり、その燃料を扱う三菱商事石油部の特約店になりました。当時の日本は油を作る技術の開明期だった為、三菱商事がアメリカからガソリンを輸入していたんですね。ガソリンスタンドのような販売店がなかったので、各地域の商店に「扱ってもらえませんか?」とお願いをしてまわっていた。今では相馬商事の石油本部として、17 カ所の直営ガソリンスタンドがあるほか、石油卸業も行っています。

卸というのは卸先のガソリンスタンドがなければ成り立ちませんが、ガソリンスタンドはピークで全国に6万カ所、今は3万カ所ほどとどんどん減っているんですね。そういう中で、自分たちの卸業が生き残れても小さいお店が倒れてしまったら、卸業は必要なくなるんですよ。ですから当社はこの15 年間、ガソリンスタンドのセルフ・大型化を進めてきました。変化を否定していたらだめなんですよ。
日露戦争の2 年前から、112 年間というのは相当長い期間なんですね。きっとこれから、石油というのはだんだんと需要が減っていくだろうと予想しています。現在、石油は当社の大きな柱ですが、このままやっていては恐らく生き残っていけません。そんなことも考えながら経営をしています。

現在グループ会社として「ペトロソーマ」、「北信ヨコハマタイヤ」、「相馬オート」、「アグリ長野」があります。去年の連結年商は170 億円くらいです。本当にドメスティックな企業ですね。

長野県の場合、200 万人ちょっとしか人口がありませんから、需要も限られてきますよね。そんな中でこの様に多角化してビジネス量を増やすために事業を展開しているというのが現状です。


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